アラフィフ旅マニア ブログ。神社仏閣、仏像、遺跡、御朱印、美術館と、ちょっと贅沢なリゾートをご紹介します。

サクラテラスザ・ギャラリー 夕食

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美味しくて安い! 宿泊者限定レストランはいつも満席

SAKURA TERRACE THE GALLERYのレストランを激推しする理由

超有名ホテルか周囲にレストランがないリゾートホテルでもない限り、大抵のホテルレストランは夕飯時にはガラガラ・・・という光景をよく見かけます。特に京都ならばどんな料理も思うがまま。毎日ガイドブックを眺めながら「今日はどこを予約しよう」と悩むのも旅の愉しみの一つです。

ところが、このSAKURA TERRACE THE GALLERYでは「ホテルのレストランを目当てにホテルを決める」という他ではあまり見られない現象が起こります。コロナ前には夕食時に空席を待つ人々がホテル前にあふれている・・・なんてことは当たり前でした。私もここに泊まった時は他に食べに行きません。外食はランチだけ。朝食とディナーはホテルでとると決めているんです。

それは何故か。

価格と味がマッチしていないんです。というと悪いイメージで書いているように思われますが、逆なんです。初めて宿泊したときは、口コミの多さに「ディナーも試してみるか」と軽い気もちで足を運び、メニューを開いてあまりの安さにびっくり! しかも並ぶのはオシャレで美味しそうな料理の名前ばかり。

運ばれてきた料理を見て、またびっくり! 変な言い方ですが「ちゃんと美味しい」んです。「100円メニュー」と聞くと大抵安い食材であまり手のかからないものを想像されると思いますが、サクラテラスザ・ギャラリーは美味しくて、盛り付けも凝っていて、手間がかかっている料理-本当に、なぜこの値段で提供できるのか毎回不思議です。

でも、ビジネスモデルとしては大成功だと思うんです。むやみにレストランを遊ばせておくよりも、「宿泊者限定」というお得感を出してリピーターを囲い込む。写真映えもするし金額的にもインパクトがあるので口コミ投稿も増える。常に満席なので薄利多売でも良い-と考えると、ロイヤルカスタマーを生み出す良い循環ができているな、と感心します。

今回一人旅で夕食2回分の写真だけだと紹介したい料理が漏れていたので、過去の宿泊時の写真も探してみました。コロナ前の山盛りの料理写真や、South棟のアーティスティックな部屋の写真が出てきたので、GALLERYコーナーに投稿しましたので、下の「スライドショーで見る」からご覧ください。

サクラテラスザ・ギャラリーの2020年以前の写真をスライドショーで見る

サクラテラスザ・ギャラリーのContents


レストラン & BAR 徹底紹介

SAKURA TERRACE THE GALLERY BARカウンター

17時30分から始まる「ウェルカムドリンク」はこのBARカウンターでオーダーします。一見してわかるように、本格的な、レストランでオーダーするのと同じものを提供してくれます。ウェルカムドリンクメニューは驚きの20種類以上。

ウェルカムドリンクをディナーと一緒に提供してもらうことも可能なので、アペリティフとしてBARでいただくか、レストランでいただくかを毎回悩んでしまいます。

レストラン外観、店内

レストランにはパティオ側から入場します。この入り口のすぐ隣がBARになっています。

レストランはTAKE OUTも積極的に推奨していて、パティオに面してバルコニーのある客室だと、TAKE OUTした料理とウェルカムドリンクを、ジャズの生演奏を聴きながら自室で愉しむことも可能です。

写真は日中の、フリードリンクコーナーとして開放されている時間帯のものです。

窓側からファミレス席、ソファ席、テーブル席となっています。客席間隔が開けられた、2021年4月の写真です。

まずはドリンクをオーダー

Welcome Drinkと書かれたドリンクメニューは、BARカウンターで提示されるものと同じ。ビールもスパークリングワインも捨てがたいですが、日本酒をベースにした「SAKEバイオレット」が私の定番。

写真の一番奥に、壁際でギターを弾いているミュージシャンが映っています。生ライブの時間ですね。

SAKEバイオレットが来ました~! ちょっと甘めですが、炭酸が効いてて料理にもピッタリです。

前菜

こちらも定番オーダーの、スペイン産生ハム ハモンセラーノ 300円。ドリンクはキューバリブレ。

左はうなぎ入りのポテトサラダ、右はたこわさ。たこわさや枝豆は100円です。

これまた定番オーダーの、海老とキノコのアヒージョ 600円。上が今回のもので、ちょっと玉ねぎ多めでした。玉ねぎが良い感じに甘くて、海老もぷりっぷりで美味しかった。

これは前回の写真。きのこの種類多め、バゲットもちょっと固めに焼いてありました。オリーブオイルとガーリックがしみ込んだきのこの旨みが堪りません。

肉料理

上の3枚の写真はすべて「これ食べに行っているんじゃないの?」というくらい毎回オーダーする、国産黒毛和牛イチボステーキ(100g)。数量限定でなんと1000円! 娘もお気に入りで「あのお肉もう一度食べたい」とよく言っています笑。イチボは脂肪分の少ない赤身部分なので、さっぱりとしながらも噛みしめるたびに肉本来の旨みが出てきて、とても美味しいです。

今回初めてチャレンジした、厳選和牛のローストビーフ グレイビーソース。サラダと合わせてさっぱりと頂きます。

反対に、めちゃくちゃがっつりなサーロインステーキ。脂多めなので若い人向きかも。ステーキソースがイチボステーキの物のほうが好みだからかもしれません。

魚介料理

これも数量限定で1000円! オマール海老の鉄板焼き ソースヴァンブラン(半身)です。美味しいんですけどあっという間に食べきっちゃうので、シェアには向かないかな。ケンカにならないように、一人一皿でオーダーしましょう。

これも数量限定、毎回オーダーしている旬の刺身 3種盛り合わせ。生ビール500円、ごはん100円。

わさび大好き! しかも生わさび1本を好きなだけすりおろして良いなんて! もう、香りが違いますよね。

お刺身の内容は毎回違うのですが、いつも変わらず分厚い笑。このお刺身、毎回楽しみにしているんですが、今回はコロナの影響でメニューが絞られていてなかったんです・・・がっかり。次回に期待しています!

ちなみに、お米は茨城の農家から直送のお米を自家精米して直火で炊き上げたもので、このお刺身とともにいただくと、ちょっと目を見開くくらい美味しい。

パスタ

ベーコンとほうれん草のペペロンチーノ。ガーリックが効いていてどんどん食べられちゃいます。

パスタも600円台。どこかのカフェチェーンくらいの価格設定にびっくりします。ホテルのパスタって1500円~ですよね?

魚介のペスカトーレ。海老やイカがぎっしりで食べ応えがあります。個人的には、お肉と合わせるのならばペペロンチーノかな。

食後に、パティオの暖炉で寛ぐ

パティオにある暖炉がお気に入りのスポットなんです。ここはコロナ前、いつもたくさんの人で賑わっていて、とてもインターナショナルな雰囲気でした。

ここに座って、ぼうっと上空を眺めるのが好きです。朝も、夜も。囲まれた安心感と、空に抜けていく開放感。京都の夜が更けてきます。

次回は「メルキュール京都ステーション ホテル施設紹介」です。

京都・滋賀Contents

01-石清水八幡宮 京都駅からのアクセス
02-「勝」の石清水八幡宮 昇殿参拝体験記
03-石清水八幡宮摂社、末社
04-石清水八幡宮帰路と展望台
05-京都伏見「鳥せい」本店でランチ
06-雨の伏見散策
07-史跡 寺田屋と外観
08-今も宿泊できる!?伏見 寺田屋内観
09-サクラテラスザ・ギャラリーNorth施設紹介
10-サクラテラスザ・ギャラリーSouth施設紹介
11-サクラテラスザ・ギャラリー スーペリアダブル宿泊記
12-サクラテラス・ザ・ギャラリー朝食
13-サクラテラス・ザ・ギャラリー夕食
14-日吉大社へのアクセスと 西本宮参道
15-日吉大社 西本宮 参拝記
16-日吉大社 宇佐宮 参拝記
17-日吉大社 白山宮 参拝記
18-日吉大社 三宮遥拝所と神輿収蔵庫
19-日吉大社 樹下宮、東本宮 参拝記
20-日吉大社 東本宮 参道
21-比叡山延暦寺 坂本からのアクセス
22-比叡山延暦寺 東塔エリア 参拝記
23-比叡山延暦寺 横川エリア 参拝記
24-比叡山延暦寺 西塔エリア 参拝記
25-早朝の東寺散策 その1
26-早朝の東寺散策 その2
27-メルキュール京都ステーション ホテル施設紹介
28-メルキュール京都ステーション ワーケーションスペース
29-メルキュール京都ステーション 宿泊体験記
30-メルキュール京都ステーション 朝食
31-メルキュール京都ステーション トラットリアM Kyoto
32-『細雪』で谷崎が称えた、平安神宮の枝垂れ桜
33-上賀茂神社の斎王桜
34-西本願寺 お西さんを知ろう!
35-西本願寺 早朝参拝のススメ
36-二条城 夜桜ライトアップーNAKED FLOWRS 2021ー桜ー 世界遺産・二条城
37-下鴨神社(賀茂御祖神社) 参拝記
38-京都グルメ編-出町ふたばの豆餅と加茂みたらし茶屋の加茂団子
39-京都グルメ編-焼肉 弘商店 京都駅西
40-京都グルメ編-中村藤𠮷のきつね抹茶うどんセット
41-京都土産2021春

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