アラフィフ旅マニア ブログ。神社仏閣、仏像、遺跡、御朱印、美術館と、ちょっと贅沢なリゾートをご紹介します。

飛騨高山の街並み2020年桜の季節

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飛騨地方は作らの季節も東京よりも遅いんですね、4月の中旬に飛騨高山を訪れた時には、あと1週間後が見ごろかな、という満開ちょっと手前でした。ただ、岐阜から飛騨高山へ向かう道筋はどこも桜が満開で、高速道路ではなく一般道で川沿いを進めば、まるで桃源郷・・・花の違いはありますが、漫画「ガラスの仮面」の紅天女の隠れ里のような風情で、とても感動しました。今日は飛騨高山を散策します。

飛騨高山Contents

1.飛騨牛を食べつくす! 丸明飛騨高山店
2.飛騨高山の街並み2020年桜の季節
3.飛騨山王日枝神社
4.本陣平野屋花兆庵宿泊記と夕食
5.本陣平野屋花兆庵朝食

1日目、中橋から山王日枝神社

ランチに飛騨牛をお腹いっぱいいただいて、本日宿泊する本陣平野屋花兆庵さんに車を置かせていただき、周辺の散策マップをいただいていざ出発。チェックイン時間まで腹ごなしです。


本陣平野屋さんは、飛騨高山一の観光名所ともいえる、宮川にかかる中橋のすぐそばに位置していて、アクセス抜群。中橋は、飛騨高山の写真で必ず見かける朱塗りの橋のことです。この中橋から上流を見ると、7部咲くらいの桜が。水清く、花のほころぶ季節・・・日本人に生まれてよかった、と思える景色です。

これが中橋の欄干を入れての眺め。やはり、この朱色が景色を引き締めてくれていい感じです。

中橋を渡り、飛騨山王日枝神社に向かうべく、上流、高山記念館そばにあった桜と中橋、奥に見えている建物は本陣平野屋の建物です。桜と中橋の組み合わせ、美しいですね。

川沿いの細い道から上一之町から続く少し大きな通りにぶつかり、右折して歩いていたら・・・目の前にニホンカモシカが。後で調べたら飛騨高山ではたまに目撃情報があるそうです。私のいる道路の上の道、斜面から身を乗り出すようにしてこちらを見ていました。目が合うこと10分以上・・・でしょうか。気分は「もののけ姫」です。この写真では写っていませんが、丁度光の加減でニホンカモシカが虹色に囲まれている写真も撮れて、本当に神様のようでしたよ。ありがたや~。

明日紹介する飛騨山王日枝神社の駐車場わきにひっそりと咲いていたムスカリ。桜色も素敵ですが、差し色としてこういうきりっとした青紫も素敵ですね。景色が余計にきれいに見えます。

さて、町の中心へと戻っていきましょう。飛騨高山は三町伝統的建造物群保存区で、古い町並みが良く残されていて有名ですね。また、こりレンガ館のような、ちょっとレトロな観光客向けのショップも充実しています。

もうひとつ、忘れてならないのは春と秋のお祭り。春と秋の「高山祭」が有名ですが、残念ながら2020年はすべて中止となりました。こちらは屋台蔵。通常はこちらの扉を開けて屋台をお披露目してくれるそうです。

高山祭についてはこちらから(飛騨高山観光サイト)

さて三町伝統的建造物群保存区まで戻ってきました。どこから回ればいいのかわからなかったので、とりあえず上一之町からスタートして、二之町、三之町と進んでいきました。以前来たときはこの細い通りに人が溢れかえらんばかりで歩くのにも苦労したほどでしたが、この日は通りに数人見かける程度でした。

よくガイドブックにも載っている飛騨牛のにぎり寿司やさん。ここは食べ歩きグルメでも有名なんですよね。

以前お世話になった味噌屋さん、日本酒の酒蔵など、心惹かれる場所がたくさんあります。こういう古くからあるお店って、掘り出し物もあって散策が楽しくなります。ここで雨が降ってきたのとチャックイン時間になったのでタイムアップ。続きは明日。

2日目、古い町並みと飛騨国分寺

本陣平野屋花兆庵をチェックアウトした後は、再び街歩きです。朝市は開催されていましたが、申し訳ないほど閑散としてしまっていて・・・お買い物したいけれど翌日もあったのでお力になれず。朝市の開催されている観光名所、高山陣屋も閉鎖中なので仕方ないですね。

少し時間があったので、寺社好きの私は「飛騨国分寺」にやってきました。

飛騨国分寺公式HP

岐阜県高山市総和町1-83
TEL 0577-32-1395

国分寺、国分尼寺とは、聖武天皇の詔勅で諸国に造立した寺のことを指します。
飛騨の国分寺は、開基を行基菩薩として、746年草建されたそう。
現在の本堂は室町時代の建築で、樹齢1250年以上といわれる大イチョウ、三重塔が有名だそう。

境内には奈良朝当時の伽藍配置を偲ばせる、塔の中心礎石がありました。これは文部省の史蹟に指定されているそうです。石マニアの私は妄想が膨らみます。。

飛騨地方で唯一の三重塔。桜と塔って良い配置ですよね。

お昼時になったので、前日良い雰囲気と目をつけていた、上二之町にある、「恵比寿 本店」へ伺いました。店内も古民家風で落ち着きます。HPを拝見すると、こんな説明が・・・本格的、というより、本物だったんですね。

看板は、明治創業当時のガラスをそのまま使用しております。また、内装にも当時の趣を残したまま現在に至っております。 出格子の連なる軒下には用水が流れ、町屋独特の大戸や通り土間、坪庭が残る店の佇まい(以下略)

引用:恵比寿公式HP

恵比寿本店 公式HPはこちらから

岐阜県高山市上二之町46
JR高山駅から徒歩15分 (安川角上る)

こちらは店頭でお蕎麦を打っているんですよ。出来立ての薫り高いお蕎麦・・・旅の醍醐味です。

各種お土産もありました。お蕎麦の包み紙、色合いが素敵です。ここにあるお蕎麦もつゆもお取り寄せできるみたいです。

恵比寿 お取り寄せページはこちらから

さて、実食です。ちょっと贅沢して、天ざるそば 1,880円をいただきました。てんぷらはさくっさく、お蕎麦はたっぷりの量で嬉しい限り。美味しかったです!塩があるのも嬉しいですね。蕎麦湯までいただいて・・・ご馳走様でした。

明日は、「君の名は」の聖地のひとつと言われる、飛騨山王日枝神社をご紹介します。

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