アラフィフ旅マニア ブログ。神社仏閣、仏像、遺跡、御朱印、美術館と、ちょっと贅沢なリゾートをご紹介します。

奈良 氷室神社参拝記

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平城京の昔より伝わる「氷の神様」

氷室神社の御祭神とご由緒

奈良ではAN-GRANDEホテル奈良に宿泊したのですが、このホテルに決めた一番の理由は「とにかくアクセスがいいから」でした。近鉄奈良駅から徒歩1分、奈良公園にも至近で、ワーケーションしている定時前後にお散歩ができちゃう♪

調べてみると、ホテルの目の前の大宮通を若草山に向かって直進するだけで、道の両側に興福寺、奈良公園、奈良国立博物館、氷室神社、東大寺、春日大社・・・と、綺羅星のごとく魅力的な地名が並んでいます。

初日はこのゴールデンルートを朝食前の時間に歩いてみました。朝食の時間を7時に指定してしまったので、結構な速足でガンガン歩いていきましたよ!笑

本日は最初に立ち寄った「氷室神社」をご紹介します。

氷室神社の御祭神は、
闘鶏稲置大山主命 (ツゲノイナギオオヤマヌシノミコト)
大鷦鷯命(オオササギノミコト)
額田大仲彦命(ヌカタノオオナカツヒコノミコト)
です。

闘鶏稲置大山主命 (ツゲノイナギオオヤマヌシノミコト)は世界でも珍しい、氷の神様なのだそう。

ご由緒・・・元明天皇の御世、和銅3年7月22日、勅命により平城新都の左京、春日の御蓋の御料山(春日山)に鎮祀され、盛んに貯水を起こし冷の応用を教えられた。これが平城七朝の氷室で、世に平城氷室とも御蓋氷室とも春日の氷室とも言われた。翌和銅4年6月1日初めて献氷の勅祭を興され、毎年4月1日より9月30日まで平城京に氷を献上せられた。奈良朝七代七十余年間は継続せられたが、平安遷都後はこの制度も廃止せられ、遂に150年を経て、清和天皇の御世、貞観2年2月1日現在の地に奉遷せられ、左右二神を増して三座とせられた。以来、現在の春日大社の別宮に属し式年に営繕費、年中の祭礼等は、興福寺、春日社の朱印高二万石の内と社頭所禄三方楽所料二千石の一部によって行われたが、明治維新後はこの制度も廃せられ、専ら氏子と冷凍氷業界の奉賛によって維持せられて今日に及んでいる。また、本殿東側には末社として、南都舞楽の楽祖なる狛光高公を祀った舞光社がある。

引用: 氷室神社公式HP

鳥居

奈良国立市博物館のほぼ向かいに、朱の鳥居を発見。近寄ってみると「奈良 氷室神社」の社号碑が。

すぐそばに神様の御遣いの鹿さんもいらっしゃったので、誘われるままに境内にいざなわれてみました。

氷室神社 鷹乃井(手水舎)

手水舎には、氷の神様をお祀りするにふさわしい、昔ながらの井戸がありました。すぐそばにある枝垂桜が満開で、幸せな気持ちになりました。

この井戸は「鷹の井」と呼ばれていて、釣瓶を使って自由にお水を汲む事が出来るそう。

奈良県指定文化財 表門と東西廊

説明書きに曰く
応永九年(1402)年禁裏造営の際、旧御所の日華門と神輿宿を当神社に寄付され、寛永十八年(1641)の禁裏造営の時にも日華門の扉を下賜されました。
現在の四脚門の扉はこの時のものです。切妻造、本瓦葺の四脚門に翼廊が接続した禁裏御所の遺構です。

四脚門を通って境内に入ります。まだ早朝なので、誰もいませんね。

四脚門を入るとすぐに屋根のついた廊下、その先に拝殿・舞殿が見えます。

奈良県指定文化財 拝殿・舞殿

拝殿・舞殿の説明書きをまとめると、
氷室神社は江戸時代に朝廷や幕府の行事に参勤した三方楽所の一つ南都方の拠点とした神社で、神主も楽人が勤めていました。拝殿は、舞楽を上演するための舞台で、表門両側の東西廊を楽所にして左方と右人が舞殿で舞を舞いました。奈良は古来雅楽の中心地のひとつでしたが、その拠点が氷室神社です。
※御本殿、拝殿、四脚門、東、西回廊、末社舞光社は旧南都楽所の遺構

奈良県指定文化財 氷室神社 本殿

説明書きに曰く
三間社流造、檜皮葺。文久三年(1863)の造替。
本殿床下に左右の二室を造り、側面に両開板戸があります。
ことに左側の出入口には庇を設け、その屋根も檜皮葺です。
このような社殿形式はほかに例がなく独特なものです。

ここまで見てきて、「あれ?氷室がない・・・」と探したのですが、見つからず。早朝なのでお話も聞けませんでしたので、次回の課題ですね。

小さな神社なので、入り口に戻ってきたところ、こんな張り紙が。御祭神の由来が書かれているようです。

闘鶏稲置大山主命 (ツゲノイナギオオヤマヌシノミコト)・・・献氷の典礼を聞かせ給いし大神なり
大鷦鷯命(オオササギノミコト)・・・冷の応用を教え氷室を創始し、貯水の術を育み給いし大神なり
額田大仲彦命(ヌカタノオオナカツヒコノミコト)・・・貯水の術を奏上し給いし大神なり

この紙をじーっと読んでいたところ、すぐ隣に気配が・・・! びっくりして振り返ると、入り口でお会いした鹿さんが境内の草を食んでいてほっこりしてしまいました。比較的群れで見かけることが多い鹿さんですが、この鹿さんはフリーダムな性格のようですね笑。

次回は「早朝散歩で春日大社へ」をご紹介します。

奈良Contents

01-AN-GRANDEホテル奈良 ホテル 宿泊記 施設紹介
02-AN-GRANDEホテル奈良 スーペリアツイン宿泊記
03-AN-GRANDEホテル奈良 Dining an-saison 朝食
04-奈良 氷室神社参拝記
05-早朝散歩で春日大社へ
06-薬師寺 白鳳伽藍エリア参拝記
07-薬師寺 玄奘三蔵院伽藍エリア参拝記
08-唐招提寺 鑑真和上御廟 参拝記
09-奈良国立博物館で金峯山寺仁王門金剛力士立像を見る
10-東大寺 南大門から中門へ
11-東大寺 大仏殿参拝記
12-東大寺 二月堂 三月堂 参拝記
13-東大寺周辺観光
14-興福寺 参拝記
15-奈良観光-あぶれちやった写真あれこれ
16-天丼まきの 奈良東向き商店街店
17-柿の葉寿司のゐざさ 中谷本舗 夢風ひろば店

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