アラフィフ旅マニア ブログ。神社仏閣、仏像、遺跡、御朱印、美術館と、ちょっと贅沢なリゾートをご紹介します。

八百万の神が上陸する地、稲佐の浜

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稲佐の浜の伝説ともう一つの魅力

素鵞社(そがのやしろ)の参拝前に砂を集めよう

国譲り、国引きの伝説の残る浜で、神無月(出雲では神有月)に、全国の八百万の神々がこから上陸する、と言われる浜でもあります。

実は、私はGoogleローカルガイドという活動をしていて、旅行先や街中の写真をせっせとGoogle Mapに投稿しているのですが、断トツでPV数のある写真がこの稲佐の浜を撮影したもので、1枚で55万PVを超えています。この稲佐の浜、出雲大社を訪れる人たちはもれなく訪れているのでは・・・と思えるほどの人気スポット。その理由は、単純に景色が素晴らしい、伝説が残る土地というのもあるのでしょうが、もう一つ、特殊な参拝方法に理由があるように思えます。

それは、「出雲大社の参拝方法」で検索すると、「末社、素鵞社(そがのやしろ)に参る前に稲佐の浜の弁天社の周りで採取した砂を持っていき、素鵞社の社の床下に置かれている木箱に入っている砂を交換で持ち帰り、『撒くと土地を清めるご利益がある』ので新築、買いつくの際に土地に撒いてご利益を得る」--というものです。

JR出雲市駅からのルートとしては、「出雲大社→稲佐の浜で夕日をみる(地元ガイドさんお勧め)」というのも捨てがたかったのですが、上にご紹介した参拝方法に惹かれたため、「稲佐の浜→出雲大社」というルートを選択。その結果早朝「日御碕神社→稲佐の浜→出雲大社」という強行軍となりました。

タイムスケジュール

JR出雲市駅発(7:30) ⇒ 日御碕着(8:27) ⇒ 日御碕発(9:20)  ⇒ 稲佐の浜着(9:37) 稲佐の浜観光後、徒歩で神迎の道を通り出雲大社へ

※時間が書いてあるものは一畑バスを利用しています。

一畑バス日御碕線の時刻表はこちらから

みんなが降りない、稲佐の浜のバス停で降りてみた

大抵の方は出雲大社方面からくるので、降りるバス停は「稲佐の浜入口」になります。私はバスの運転手さんに伺い、弁天島直ではない、浜の端「稲佐の浜」バス停で敢えて降りてみました。バス停を下りるとすぐに「国譲り」の大きな彫看板があります。それを背に浜に向かうと・・・この景色。

奥に東屋が見えますが、そこで朝ごはんタイムとし、打ち寄せる波を見ながらおにぎりを食べていたところ、地元の、浜を整備している会社の方に話しかけられ、地元ならではの情報を教えていただきました。

弁天島周りには人影がありますが、日御碕方面側には誰もいません。この稲佐の浜は時間帯にもよるのかもしれませんが、遠浅で、穏やかな波が寄せては返し・・・久遠の時を感じさせます。

この穏やかに打ち寄せられる並みに、神様の姿が見えてきませんか?

ゆっくり弁天島まで歩いてきました。貸切です。先ほどの方が教えてくれたのですが、夏は人気の海水浴場となる木浜も、弁天島の周りは海流がきつく、よく海難事故が起きるのだそう。「地元のひとは弁天島の周囲では泳がないよ」とのこと。

砂を集めるのに、できるだけ清浄なものを採りたかったので、弁天島の裏側に回り込んで採取しました。

すごーく不思議なのですが、こんなに穏やかな、こんなに水平線が見えるような平らな浜に、突如こんなごつごつとした岩場があるなんて信じられません。その不思議さが、古代の人には聖地として感じられたのでしょうか。

弁天島の鳥居とお社。そういえば、明日ご紹介する神迎の道にある「上の社」や、出雲大社の拝殿も、この稲佐の浜の弁天島に向かって建てられているんですよね。出雲の聖地でも「要」なのでしょう。

弁天島を過ぎ、神迎の道の出発地のほうに進んできました。

稲佐の浜を日御碕街道に沿って歩いていたら、こんな常夜灯を見つけました。「大社」と書かれていますね。この向かいが「神迎の道」なんですよ。さらに言うと、完全に妄想かもしれませんが、この常夜灯の先の海中に、こんなものが二つ、ちょうど常夜灯と同じくらいの幅で立っていたんです。 

これは、神様をお迎えする際の目印として建てられていて、ここを通り、神迎の道を経て、出雲大社に向かうのでは--という、妄想が広がりました。

こういう、実際の風景の中から物語を紡ぐのが好きです。


出雲Contents

  1. いざ!出雲大社へ-出雲空港(出雲縁結び空港)
  2. 天然温泉 八雲の湯 ドーミーイン出雲
  3. のどくろ専門居酒屋「のどくろ日本海」
  4. 日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)と経島(ふみしま)
  5. 八百万の神が上陸する地、稲佐の浜
  6. 神話の舞台、神迎の道 上の社 屏風岩
  7. 出雲そばの名店 荒木屋
  8. 旧大社駅舎
  9. 出雲大社「八足門」内で特別参拝 体験記
  10. 一畑電鉄で松江しんじ湖温泉へ
  11. 島根美術館と宍道湖の夕日
  12. 世界に誇る日本庭園 足立美術館
  13. 縁結びに効果あり!八重垣神社鏡の池の水占い
  14. 私的パワースポット!玉作湯神社
  15. 美人の湯で有名な玉造温泉で日帰り入浴

次回は「神迎の道」をご紹介します。今まで知らなかった興味深い神社が出てきますよ。

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