今日のスケジュール
京都駅→近江神宮と近江勧学館→三井寺(園城寺)→長等神社と琵琶湖(今ここ)→Good Nature Hotel Kyoto
移動方法
2020年1月12日(日)
三井寺→ふじの木茶屋→長等神社→琵琶湖マリーナ周辺/すべて徒歩
3日目のContents
1.近江神宮と近江勧学館
2.三井寺(園城寺)
3.長等神社の網打祭と琵琶湖
4.GOOD NATURE STATIONとGood Nature Hotel Kyoto
ふじの木茶屋で弁慶そば
三井寺の観音堂、展望台から石段を延々と下り、門を出るとすぐに「ふじの木茶屋」が見えてきます。元々は京都までもどってからランチをする予定でしたが、思った以上に見どころが多くて、とうに昼時は過ぎてしまいました。夕飯はお友達のホテルでいただくため、ランチは軽く・・・といいうことで、通りかかった「ふじの木茶屋」さんへ。
お勧めを伺ったところ、「弁慶そば」850円をオーダー。鰻とお餅が入っています。ここはご主人と女将さんお二人でやられている、こじんまりとしたお店のようですが、奥になかなかの盛り上がりを見せる一団が・・・
昼間からお酒を飲んで盛り上がっていらっしゃる一団、ふじの木茶屋さんのすぐ近くにある長等神社の氏子さんたちだそうで、「年に一度のお祭りのために、朝から藁で蛇を作って、終わったところ。帰りに神社よってみなよー」と言われたので、ちょっと意味が分からなかったものの、寄ってみることに。
滋賀県大津市三井寺町11-1 tel:077-526-3924
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なんの気なしにパシャリと撮ってGoogle Mapにアップしたら10万pv以上・・・意外と検索されているお店でした。お出汁が美味しく、大好きなお餅入りというのも嬉しい限り。ご馳走様でした。
長等神社で網打祭
長等神社は、西暦667年頃の天智天皇の御世、近江大津宮の鎮護として長等山岩座谷の霊地に須佐之男命を祭祀されたことを起源とする1300年の歴史を持つ神社です。
後に園城寺(三井寺)の守護神として勧請合祀された大山咋大神(日吉大神)など五柱の主祭神を祀る神社として、 繁栄と安定を願う多くの皇族の方々や著名な武将に愛されてきた大社です。
〒520-0034 滋賀県大津市三井寺町4-1
引用:長等神社公式HP
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すごく個人的な疑問なんですが、大和の地で長く朝廷が続く中、天智天皇はかなり距離の離れた琵琶湖のほとりに大津宮を建てるんでよすね。今だったら様々な交通機関もありますし、情報も整っているわけですから「この地にしよう!」と決める過程も想像できるのですが、情報もない、交通手段も貧弱な時代に、なぜこの地を選んだのだろう・・・もちろん、水の近く、山もあり、いい場所というのはわかります。ただ、大和の地を捨ててまで、の強い覚悟を決めさせるものとは何だったのか。実際、天智天皇の死とともに都は戻され、大津宮が都であった期間は5年ほど。宮廷人の「ああ、大和が懐かしい」という和歌も残されています。
そんななか、この近江に都を移す決定をしたのは、この長等山の存在もあったのだと思うんですよね。1300年の、都の鎮守の社。三井寺の存在に隠れて私は存じ上げなかったのですが、期待できます。
写真は楼門から延びる・・・藁でできた何か笑。
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近づくと、境内の奥まで続いているようです。
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入口に案内がありました。網打祭は祭神のスサノオのオオカミがヤマタノオロチを退治した故事にならい、藁の龍蛇をつくり、その尾を踏んで厄を落として、一年の無病息災を祈る神事だそう。まだ1月、この1年の無病息災を祈るために踏んで踏んで踏みまくろうではありませんか!
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先ほどの氏子さんが「作ったところ」と言っていた通り、まだ誰も踏んでいないのか、藁がふかふか元気です笑。
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藁の龍蛇は楼門を通り、参道、拝殿へと続きます。
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拝殿から本殿の回廊に向けて、顔を出していましたよ。意外とリアル。目はみかん、きちんと蛇の舌も再現されています。
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さて、蛇が見つめる本殿は個の回廊の中にあります。
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回廊の中にはこんな張り紙が。「美女祈願(縁結び・安産)と魔除け参り」
その方法は、「箱の中の棒を年の数だけもって、左回りに回廊を回り、御神前でお参りした後、箱に1本棒をもどす。これを繰り返す」とあります。えーと、私の場合50本・・・50回回るの大変そう・・・と思っていたら、次に注釈が。
(高齢の方は本数が多くなりますので、10年で1本計算で、されては・・・。)最後の「・・・」がおずおずと提案している感すごい笑。ということで、5本でチャレンジさせていただきました。こういうの、大好きです。
琵琶湖へ
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大満足の長等神社を参拝し、京都に戻るために京阪石山坂本線の駅に戻ります。最寄り駅は三井寺駅なのですが、ちょっと琵琶湖が見たいなーと、ひたすら湖に向かって歩いていると、急に視界が開けてヨットハーバーが。松原ヨットクラブ。
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そこから右に折れ、琵琶湖沿いに歩いていくと、大津マリーナが見えてきます。琵琶湖花噴水は、ちょうど日が出てきたので虹ができていますね。
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このエリア、すごく気持ちがいい。広くて、清々しくて。湖沿いにいくつかマンションがありましたが、絶景でしょうね、住んでみたいです。
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モニュメントから花噴水を臨む。こういう景色を見ると、ここに都がおかれたのも納得できると思わされます。
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大津マリーナにからは「ミシガン」や写真の「うみのこ」といった豪華な観光周遊船も運行していますよ。
明日はGood Nature Hotel Kyotoをご紹介します。
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