アラフィフ旅マニア ブログ。神社仏閣、仏像、遺跡、御朱印、美術館と、ちょっと贅沢なリゾートをご紹介します。

霧島連山周遊バスで高千穂河原へ

238

今回の旅の目的は、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨伝説の高千穂の峰を見ること。ただ、体力的に厳しそうだったので、霧島神宮参拝でリサーチしていたところ、霧島神宮には「本宮」「古宮址」そして現在の「霧島神宮」が存在することがわかってしました。火山の活動が活発なため、創建当初は山頂付近にあった「本宮」が噴火で焼失し、次にお鉢を下ったところにある「古宮址」の場所に移設され、そこも焼け・・・という経緯だったようです。当然、「本宮」には行ってみたいものの、坂本龍馬をして「ここを600メートルも登ると草鞋が一つつぶれる」と言わせた山道を登る自信は全くなく・・・二番目の「古宮址」が本命となりました笑。 

11月27日(金)のスケジュール

時間場所備考
6:40羽田空港第二ターミナル
7:25羽田空港ANA619
9:25鹿児島空港着
9:40鹿児島空港発/9番乗り場霧島「のったりおりたりマイプラン」1日乗車券(大人1,100円) 鹿児島空港~霧島いわさきホテル線
10:19硫黄谷バス停着ホテルに荷物を預ける
10:35硫黄谷バス停発霧島連山周遊バス
11:29高千穂河原着ビジターセンター霧島神宮古宮址参拝
13:29高千穂河原発次便15時30分/16時21分
13:57硫黄谷バス停着ホテルに送迎依頼
百年杉庭園見学ホテル庭園展示見学
15:00霧島ホテルチェックイン東館和室
温泉三昧杉パレス ディナー付き 飲み物別途

鹿児島空港から高千穂河原へ行く方法

調べてみると、鹿児島空港から直接古宮址のある、高千穂河原まで行くバスはなく、一旦ホテルのある「硫黄谷」までエアポートバスで出て、同じバス停に16分後に来る霧島連山周遊バスに乗り換えるのが私が選択できる唯一の方法のようです。(周遊バスの乗り場は道路の反対側なので注意)

ここで有難いのが、昨日ご紹介した「のったりおりたりマイプラン」のバスチケット。鹿児島連山周遊バスにも使え、1100円で乗り放題だったので、こちらを最大限活用させていただきました。

霧島地区のバスの時刻表はこちらからダウンロードできます

ホテル専用の待合所で、この中にフロントへの直通電話があります。5番で通話でき、すぐにホテルから送迎車を出してもらえます。歩いても5分程度でしょうが、高低差があるので送迎をお願いしました。この手前にある停留所が鹿児島空港、丸尾方面のもので、道路の反対側にあるのが高千穂河原やエアポートバス終点の霧島いわさきホテル方面になります。待合所の奥に見えるのが霧島ホテルの建物です。
紅葉はかなり進んでしまっていましたが、この辺りはまだ奇麗でした。
ホテルそばを流れる川に、大浴場の源泉かけ流しの温泉がじゃばじゃば流され(捨てられ)ているそうで・・・そのすごさは実際の大浴場を見た方でないと想像できないと思いますが・・・とにかく桁外れの温泉です。
川でない場所でも、そこかしこから湯気が上がっていて、硫黄のにおいが強く感じられます。
ここまで歩いて戻って送迎を呼んでしまいました笑 左手に霧島焼のお店がありました。ホテルは右手。

硫黄谷から高千穂河原へ

バスの送迎は迅速かつホテルのフロントも優秀で、荷物を預け、さらには仮チェックインを済ませ、お手洗いをお借りし、さらに霧島連山周遊バスのバス停まで送っていただく・・・ここまでで15分ほど。ありがたいです。

硫黄谷バス停で待っていると、エアポートバスよりは小型のバスがやってきました。平日なので乗客は私ひとり。ちょっと高めの座席に座り、車窓からの景色を堪能しました。

この霧島連山周遊バスは、終点の高千穂河原までの間に、えびの高原や登山口を経由していきます。高千穂河原だけでなく、登山が趣味の方にはとても便のいいバスルートでしょう。途中新燃岳が良く見える場所で、運転手さんが長めに止めて説明してくれたり・・・と、ちょっとした心遣いが嬉しい路線でした。

霧島連山周遊バスの時刻表と価格表はこちらからダウンロード

霧島いわさきホテルは少し前から休業中なんですね・・・とても立派な建物で、現在はバスの折り返し地点の為か、人がいないわけではないのですが場所もよいのでもったいないなぁ・・・と感じました。多少空港から離れていて不便な場所ではあるのでしょうが、硫黄谷を過ぎてすぐに噴煙の上がる地獄谷のような場所があったり、車窓からでもわくわくするような景色にたくさん出会えたので、もっとたくさんの方にこの素晴らしい場所を訪れてほしいと感じました。

高千穂河原到着

さて、10時35分に硫黄谷バス停から出発し、とことこゆっくりのバスの旅は11時29分に目的地に到着しました。ここから帰りの便、13時29分までが自由時間です笑。

霧島錦江湾国立公園 高千穂河原。影が映ってしまっていますね笑。
右手に駐車場、左手にビジターセンターなどの建物が連なっています。
駐車場は500円のようですね。奥に古宮址へ続く鳥居が見えます。

私は旅行運だけは良いのですが、この日も神の息吹の地に降り立つにふさわしい晴天。やはり参拝は朝の早い時間に行いたいものです。空気が澄んでいます。

中岳、新燃岳の看板もありました。お元気な方は、ぜひ。
神宮前茶屋は平日だからかお休み中でした。
400年前! わくわくしますね笑
食堂もお休み・・・トイレも場所によっては入場禁止になっているようです。食べ物、飲み物は持参したほうが良いかも。私は朝ごはんのおにぎり多めに用意して持参したのでセーフでした。

明日は高千穂河原ビジターセンターと、無料休憩所2階から眺める天逆鉾をご紹介します。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。