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弥山山頂からの眺望に、信仰の対象であることを納得
山頂までは巨石、奇跡のオンパレード
観音堂・文殊堂を超えると山頂まではもう少し。健脚の方は10分ほどで到着します。その短い間に、巨岩、奇岩が入れ替わり立ち代わり・・・という具合に現れ、また突如視界感が開けると瀬戸内海の景色が広がり、目を楽しませてくれます。
これは巨石の中でも有名な「不動岩」。一見古墳の室のような形状ですが・・・
中に入ると不動明王が安置されています。名前の由来はこの不動明王像でしょうね。
その隣にあるのがこちらも有名な「くぐり岩」。まるで神社の鳥居のように、山頂の手前で「潜る」のが不思議です。このくぐり岩の階段を上ると視界が開け・・・
この景色。巨岩の上に石塔があり、その先にはどこまでも広がる瀬戸内海と島々。心が伸びやかになっていくのを感じます。
ここまで来たらゴール目前です。しばし景色を堪能。
弥山山頂 360度パノラマビュー
弥山山頂には立派な展望台が設えられています。山頂は結構な人数で溢れかえっていて大人気(笑。まずは山頂を一周してみましょう。
山頂にはこうした石仏が点々と安置されていて、ここが信仰の対象であることを実感します。
天板に当たる部分が平らな、いかにも座り心地のよさそうな巨岩が点在していて、各々自由にお弁当を広げ、山頂の美味しい空気と景色をおかずに楽しんでいます。
それでは展望台に足を踏み入れてみましょう。建物、めちゃくちゃ立派じゃないですか!?インフォメーションボードも新しくて立派。
展望台上層から山頂を見下ろすと、人も映り込むのでちょっといい写真が撮れますね笑。この山頂ってとても居心地が良い気がするのですが、地面も平坦、石も良い感じに点在していて・・・公園みたいです。
展望台を一周してみました。動画で景色をお楽しみください。
展望台上層階から見ると、ひときわ瀬戸内海の島々が奇麗に見えるような気がします。
展望台には足元にこうした表示が書かれているのですが、これは「夏至」の太陽が上がる方向、ということですよね。
「夏至」の方向には、弥山山頂と同じように、山頂が平らで開けている峰が目に入ります。この場所が気になっているのですが、名前がわからなくて。WEBで調べると、「弥山山頂から夏至のラインに巨石群がある」と書かれているものもあり、これもその一つでしょうか。磐座に興味があるんです。
何枚も写真を撮影してしまった、山頂にある石仏とほぼ天頂に来た太陽のコラボ笑。
下山ルートはフォトジェニックな奇岩が次々と
山を下るのは息が上がらないので笑、余裕をもって景色を楽しむことができます。行きのルートとは別のルートで、弥山本堂まで戻るルートを辿ります。
山頂付近は見上げるような巨岩が重なり合っているので、首が痛くなるほど上を見上げながら岩陰をぐるぐる回ってしまいました。
なんと言ったらいいんでしょうか・・・弥山に参拝したのが気候に恵まれた日だったということもあるのでしょうが、この山にある岩はどれも「奇麗」なんですよね。清々しく、凛としている印象。
帰路の名所、舟岩。本当に船のように反り返っています。
巨岩の窪みにはこうした小さな石仏が置かれています。自然と手を合わせたくなりますね。
大日堂(だいにちどう)は、山裾にある大聖院のお堂の一つで、弘法大師の作といわれる大日如来が祀られているそう。
ここまで来たら前回ご紹介した、弥山本堂ももう少し。弥山本堂からは行きに通った道をそのまま辿り、獅子岩駅に戻ります。
こんな好転なのにロープーウェイは運休!?
獅子岩駅からロープウェイであっという間に下山。登りよりも下りの時のほうが写真撮影には向いているかもしれませんね。
紅葉谷駅に戻ってくると、なんとロープーウェイは下山のみOKになっていました。こんなに好転なのに強風、運休になってしまうんですね。午後は天候が荒れることも多いので、山は午前中から動くことをお勧めします。
紅葉谷駅からは毎時05分、25分、45分で紅葉谷公園入口まで無料の送迎バスが出ています。帰りは下りということもあり、遊歩道を散策しに出ていく人も多くいらっしゃいました。
私は当然バスに乗車(笑。サッと嚴島神社に戻り・・・干潮時の嚴島神社に朝とは違った衝撃を受けたのでした。
広島Contents
- リーガロイヤルホテル広島 スタンダードフロア 宿泊記
- リーガロイヤルホテル広島 リーガトップ朝食
- 宮島へのアクセス
- 宮島グルメを一挙ご紹介!
- 満潮と干潮 嚴島神社の二つの顔
- 宮島散策
- 大願寺と厳島龍神、九本松
- 弥山 恋人の聖地
- 弥山 山頂展望台へ
- 千畳閣(豊国神社)は嚴島神社絶景View
- 宮島で最も古い寺院 大聖院
- 鎮魂 原爆ドームと平和記念公園
- 広島県人の誇り、広島城と廣島護国神社
次回は「千畳閣」をご紹介します。
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