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本陣平野屋花兆庵宿 ねばねば朝食

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本陣平野屋花兆庵さんの朝食は、「すこやか朝ごはん」と銘打って、身体にやさしい食材がいっぱい。大抵旅館の夕食は量が多く、「美味しいけれど胃にもたれた」という経験をされた方は多いかと思いますが、そういう時に嬉しいのが焼き魚、卵焼き、納豆、みそ汁、といった「ザ・日本の朝ごはん」。日本人だったら誰でも大好きな、定番おかずをワンランク上げて、旅館でしか食べられないグレードに仕立てています。

特に納豆やオクラなどねばねば5種を混ぜていただく「まぜねば5種」は私のイチオシ。あー・・・また食べたくなってきました。


飛騨高山Contents

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2.飛騨高山の街並み2020年桜の季節
3.飛騨山王日枝神社
4.本陣平野屋花兆庵宿泊記と夕食
5.本陣平野屋花兆庵朝食

すこやか朝ごはんを実食

朝食会場は、昨日の夕食と同じ、個室料亭 曙さんです。席に案内されると、お料理の上にお品書きが載っていました。

紙を外すと、「まぜねば5種」と「ほうれん草のおひたし」、料理長特製 「かかさのしょうが煮」(茶色の小鉢)が出てきました。「かかさ」は「おかあさん」の意で、しょうがを甘辛く炊いた口やすめの一皿です。ご飯はお釜で炊き立てが供されるのでついつい食べ過ぎてしまいます。

いろっぽいさるぼぼの箸置き。お土産にもよさそう。

奥から飛騨地方名物「朴葉みそ」と、鮮度が命の「岩名の一夜干し」と「お漬物」。

もう、大好きとしか言いようのない、納豆、とろろ、めかぶ、おくら、えのき、の「まぜねば5種」。ご飯が何杯でもすすみます。

「朴葉みそ」もいい感じに焼けてきました。飛騨地方は山深く、冬は特に新鮮な食材の生産は難しいので、保存食が発達したそうで、特にこの「朴葉みそ」は、ちょっと焦げ目がつくくらいに焼いたものを白米の上に載せていただくと・・・絶品です。こちらも料理長オリジナルで、売店で購入できるそうですよ。

着席してから焼き上げて、ほかほかのものを供してくれる出汁巻き卵。箸で切ろうとするとじゅわっと出汁があふれ出て、かなり美味しいです!

ふるさと煮物。神岡町の寒干し大根と桑ノ木豆、黒芋。素朴な味ですが、地元食材を大事にしている姿勢が好感が持てます。

デザートは、果物ゆるゆるゼリー。

全体的に、食感を大事にしている印象でした。お釜で炊いたご飯と健康的なおかずで朝から元気いっぱい。さて、朝風呂にも入りましょう。

こちらの旅館では洋食もチョイスできますが、やはりお勧めは和食ですね。

明日は、「君の名は」の聖地、気多若宮神社です。

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