健康的な昔ながらの朝食
八ツ三館の朝食は、建物にふさわしい、まさに「昔ながらの日本の朝ごはん」。お腹にやさしくて、素材の滋味が身体の隅々にまで行き渡ります。朝食を売りにしているホテルや旅館と比べると品数も量も控えめですが、しっかりと吟味された一品ずつを、朝のひんやりとさわやかな空気の中でいただくのは最高の贅沢です。正直、若者には物足りないと感じるラインナップかもしれませんが、私たち世代にはとても嬉しい心遣い。オンラインショップでもこちらの朝食メニューが購入できるようですよ。
飛騨古川Contents
1.「君の名は」の聖地、気多若宮神社
2.飛騨古川の街並み
3.八ツ三館宿泊記|館内
4.八ツ三館宿泊記|温泉
5.八ツ三館宿泊記|精華の間
6.八ツ三館宿泊記|夕食
7.八ツ三館宿泊記|朝食
朝ごはんの前に、露天風呂から山の稜線にたなびく雲を堪能していました。私は山の見える地域に住んだことがないのですが、父は「年をとったら山の見える郷里に帰りたい」とよく言っていました。身体にしみついているんでしょうね。岐阜は海外の方からも「日本のふるさと」のシンボルのように言われ人気が高い地域ですが、この景色を見ると納得です。
昨日もお世話になった、中庭の見える食事処で朝食をいただきます。今日も桜尽くしですね。
料理は、朴葉みそ焼き、こも豆腐やぎせい焼き、ころいもなど地のものを使って。干物は虹鱒、鮎、カレイなど季節にあわせて変わるようです。
朝食のメインは、食事時間にあわせて炊き上げてくれる、釜炊きの飛騨産こしひかり。
蓋を外した時の、ほっこりとした甘いお米の香りに癒されます。ひとり三杯分くらいありますよ。もったいないので朝から完食笑。
納豆にもこだわりが。飛騨で約70年続く井戸水仕込みの国産大豆 納豆だそうですよ。手前の卵焼き、甘露梅は宿の名物のようです。黄色の器に入った、こちらも宿自慢のご飯のおとも、梅ごぼうも美味しかったです!
茶碗蒸しが大好きなので、冷めないうちにいただきます! 自宅だとこんなに上手にできないので嬉しい。
器も彩りも美しくて、身体にやさしい朝ごはん。ご馳走様でした。
露天風呂の客室は他の客室よりも1時間遅い11時にチェックアウトなので、朝食後も桜を見ながらのんびりと過ごしました。ひたすら美味しいものと美しい桜を堪能した「癒しの飛騨の旅」でした。
明日からは2020年10月の沖縄旅行です。
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