なんといってもこの「硫黄谷温泉霧島ホテル」のウリは、庭園大浴場だと思うのですが、生憎と浴場内は写真撮影禁止です。そのため、ホテル公式HPの写真をお借りしつつ、実際に「温泉入ってみた!」感想を加える形で記事を書きたいと思います。
アイキャッチ画像は写真撮影可能な、浴場入口のスナップです。それと、お風呂上りに嬉しい牛乳の自動販売機の写真もどうぞ笑。小銭をもっていったほうが良いですね。
11月27日(金)のスケジュール
時間 | 場所 | 備考 |
6:40 | 羽田空港第二ターミナル | |
7:25 | 羽田空港 | ANA619 |
9:25 | 鹿児島空港着 | |
9:40 | 鹿児島空港発/9番乗り場 | 霧島「のったりおりたりマイプラン」1日乗車券(大人1,100円) 鹿児島空港~霧島いわさきホテル線 |
10:19 | 硫黄谷バス停着 | ホテルに荷物を預ける |
10:35 | 硫黄谷バス停発 | 霧島連山周遊バス |
11:29 | 高千穂河原着 | ビジターセンター、霧島神宮古宮址参拝 |
13:29 | 高千穂河原発 | 次便15時30分/16時21分 |
13:57 | 硫黄谷バス停着 | ホテルに送迎依頼 |
百年杉庭園見学 | ホテル庭園、展示見学 | |
15:00 | 霧島ホテルチェックイン | 東館和室 |
温泉三昧 | 杉パレス ディナー付き 飲み物別途 |
「天下の名泉」の名に偽りなし! 庭園大浴場
入浴案内
営業時間 | 入浴可能な時間(ご宿泊者)/5:00~9:00 11:00~24:00 ※庭園大浴場は混浴となっておりますが、19:30-22:00までは女性専用時間となっております。 19:30-22:00の間、男性は男性専用あがり湯のご利用となります。 |
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朝5時から夜24時までと、昼の2時間以外は入り放題の温泉パラダイス。ただメインのフリーゾーンは通常時間が混浴で、19時半から22時だけ女性専用になるんです。バスタオルを巻いて混浴ゾーンへGO!している方もいらっしゃいましたが、ここは気兼ねなく入れるレディースタイムを待ちましょう。
というわけで、14時半に客室に通された後、早速女性専用ゾーンを攻め、次は夕食後の19時過ぎからレディースタイム待ち、さらには翌朝5時から三度参戦、とばかり、3回も温泉に入ってしまいました笑。堪能しすぎです。
ちなみにお勧めの時間帯ですが、露天風呂は昼間のうちに入っておいたほうがいいです。また朝5時からなんて入っている人いるのかな?と思っていたんですが(11月なので日の出の時間は7時近くで、5時は深夜の雰囲気でした)バスツアーの方は朝食前に入る方が多いらしく大混雑していました。翌日の個人客が多い日は朝は空いていたので、これも日によって大分変りますね。レディースタイムはお食事時間を調整して、ぜひ体験してください。
泉質と効能
硫黄谷温泉は、古くより硫黄泉と明礬泉が名高いようですが、他に塩類泉、鉄線の4種類の泉質が味わえ、その湯量はなんと1日の湧出量8万石(1400万リットル)だそう。この豊富な湯量を背景に、源泉かけ流し。なんて贅沢。
硫黄泉効能
- 動脈硬化
- 糖尿病
- 慢性婦人病
- 慢性皮膚病
明礬泉効能
- 病後回復期
- 健康増進
- 疲労回復
- 神経痛
塩類泉
- くじき
- 打ち身
- 慢性消化器病
- 冷え性
鉄線
- 関節のこわばり
- 疲労回復
- 冷え性
- 関節痛
あまりにも効能が多くて、ここに来れば万病が治ってしまうんじゃないですかね?さらに女性専用ゾーンには子宝の湯まであるんですよ。
フリーゾーンの立ち湯は絶対体験して!
女性目線で解説しますと、19時15分頃からレディースタイムの準備が着々と進みます。15分になると「そろそろレディースタイムなので、男性はフリーゾーンから外に出て」てアナウンスが繰り返し入るようになります。ちょうど19-19時半ってお食事時ですよね。ほぼ貸し切り状態になります。フリーゾーン手前の「おりょうの湯」で待機です笑。19時半になり、そろそろと暖簾をくぐってフリーゾーンに行くと、噴水として打ちあがっていたり、正面奥では筧から湯船に常に降り注いでいます。これは一見打たせ湯のようですが、高温なので注意。ここが一番湯音が高く、端に行くにつれて低温になります。女性ゾーンの「おりょうの湯」はこのプールのような浴槽を分割しているだけなので、仕切りの向こうにある分湯温が低いはずです。
右手前に見ている棒が立ち湯の目印。ここが一番深い場所で深さ140センチ。棒につかまってゆったりと浮かんでいるのが至福でした。それほど熱くありませんが、噴水と打たせ湯の爆音がすごい。最初は「大きい音だになぁ」と思っていたんですが、そのうちに心地よく無心になっていきます。
打たせ湯も誰もいなくて貸し切り状態。女性ゾーンの打たせ湯はいわゆる普通の打たせ湯なんですが、このフリーゾーンにあるものは豪快でお勧め。
この大浴槽の周囲に、いくつもの小さな(といっても4-5人は入れるサイズ)の浴槽があります。珍しいところでは屋久杉を使った「長寿風呂」。「寝湯」はここにしかなかったかな。ちなみに、ここかしこに霧島天然水が湧き出している水飲み場があるんですよ。これが美味しいので、ぜひ飲んでみてください。
女性専用ゾーン
女性専用ゾーンは入り口側からご紹介します。
入っていすぐにあるのが姫湯。ここは硫黄谷温泉が誇る硫黄泉、明礬泉、塩類泉と霧島天然湧水の冷水風呂があります。奥にサウナもあり、サウナからの冷水風呂は最高に気持ちよかった。水温がかなり低く、最初入ったときは足の血管が痛くて動けなかったほど笑。徐々に慣れてきますし、清々しくなるので上がる前にぜひ。
明礬泉はぬる湯、塩類泉は高温です。実は姫湯は室内ですし、体感温度もほかほかな快適な室温ですが、一歩外に出ると室内にも関わらず、天井が高いし外気温が低いのでフリーゾーン、女性ゾーンともに意外と寒い。血圧に不安がある方は一回ここで慣らしてから先に進むことをお勧めします。
姫湯の先にあるのはライトアップされた乳白色の湯が美しい「美白の湯」この水色だけで肌がすべすべになりそうですね。女性用の「長寿風呂」と「打たせ湯」はこの奥にあります。
「美白の湯」の隣にあるのが塩類泉の「子宝の湯」奥には子宝地蔵も安置されています。
子宝の湯の先にある扉を開くと、「おりょうの湯」に続きます。こちらはフリーゾーンへの入り口ともなっている場所ですね。緩めのお湯ですが、浅い場所、深い立ち湯の場所があり、比較的立ち湯の辺りが熱めのお湯になっています。岩の周辺は浅くて半身浴にもピッタリ。腰かけるとたまった硫黄がふわふわと浮いてきて、「ザ・硫黄!」という感じかめちゃくちゃ効きそう! このエリアはフリーゾーンよりも控えめな水音が響いていてリラックスできますよ。
女性エリアの最奥から露天風呂へと抜けることができます。晶子の湯は、正面に与謝野晶子がこの地で読んだ歌が記されています。個人的には昼間のうちにぜひ入っていただきたいお湯ですね。硫黄泉ですが、硫黄のにおいも水温もちょうどよく、うつらうつらしてしまうほど気持ちの良いお風呂でした。
二日間入り倒した印象ですが、いわゆる美人の湯系のぬるぬる感とかはあまりなく、4種もあるのでどれが効果があったのか断言は難しいのですが、保湿というよりは肌の汚れとか沈殿が根こそぎ改善する、というイメージでしょうか。肌のターンオーバー。例えば角質だったり、肌のぼつぼつがするっと無くなった感じですね。日帰り入浴もあるそうなので、ご興味のある方はぜひ。
※お写真は浴室外の写真以外は公式HPより拝借いたしました。ありがとうございます!
明日は霧島ホテルの朝食についてです。
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