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八ツ三館宿泊記|館内

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八ツ三館宿泊体験総括

八ツ三館は、Expedia(エクスペディア)評価が、なんと5段階中の4.9(最高に素晴らしい)。口コミ評価が1桁等、まだ評価が定まっていない場合はこの評価もあり得ますが、八ツ三館は創業160年の老舗旅館。2桁以上の評価が集まる中で、この数字を叩きだせるなんてただものではありません。もちろん、JTBや楽天トラベルでも最高評価で、私が宿泊したホテルや旅館の中で過去最高評価の一つと断言できます。

そんな高評価を掲げる八ツ三館。実際に宿泊した評価は・・・心の底から、納得。ちょうどコロナの影響で全体的に宿泊費が下落していたこともあり、ちょっと贅沢な、八ツ三館の中でも4室しかない露天風呂付の客室、中でも桜が最も美しく眺められる「精華の間」に宿泊できたことはというのも理由の一つでしょうが、八ツ三館での「最高に素晴らしい」体験は一生の思い出です。ちなみに、宿泊費は1泊2食付き2名で6万円ほどでした。お料理のクオリティ、旅館全体の品格と歴史、ずっと籠っていたくなる客室の快適さ・・・トータルでの満足度を考えると決して高くありません。この宿を目的として、またいつか桜の時期に宿泊したい、と切望しています。


飛騨古川Contents

1.「君の名は」の聖地、気多若宮神社
2.飛騨古川の街並み
3.八ツ三館宿泊記|館内
4.八ツ三館宿泊記|温泉
5.八ツ三館宿泊記|精華の間
6.八ツ三館宿泊記|夕食
7.八ツ三館宿泊記|朝食

八ツ三館公式HP

公式ホームページのurlがかわいい笑
https://www.823kan.com/
〒509-4241 岐阜県飛騨市古川町向町1-8-27
Phones:0577-73-2121

八ツ三館の歴史と外観

本光寺より霞橋をわたり宿に戻ると、兵の上の看板に「あゝ野麦峠ゆかりの宿」と書かれているのがわかります。このページの最後に写真でもご紹介しますが、八ツ三館は小説「あゝ野麦峠」で描かれているまだ日本が貧しく、製糸業に頼っていた頃、多くの年若い少女たちがここから野麦峠を超えて信州に出稼ぎにいった、飛騨最北の募集拠点だったそう。「あゝ野麦峠」は子どもの頃映画でみた記憶がうっすらあります。

八ツ三館は、看板に書かれている「御料理」の文字でもわかるように、料理旅館として名を馳せています。秋田総料理長を始めとする4名の料理人が作る料理は岐阜県内の数々のコンクールで優勝し、お客様アンケートで何度も岐阜県第1位と評価される程だそう。さらに地産地消どころか、こちらで使われている野菜は、七代目社長が自ら農園をつくり育てているものだそう。このこだわりには拍手を送りしたい! お料理、期待できますね。

八ツ三館の創業は江戸末期で、当主はすでに八代目、160年と長い歴史を誇る岐阜を代表する老舗旅館で、建物は文化庁により「登録有形文化財」として「貴重な国民的財産」と認められているそう。

正面玄関前の趣ある数寄屋門。右に掲げられるのが「登録有形文化財」のプレートですね。車はこの数寄屋門の前に停めると、従業員の方が駐車場まで運んでくださいます。

八ツ三館正面玄関。正面玄関は4つある建物のうちの、観月楼にあたります。

チェックイン

玄関には季節にあわせた設えが。まず「八ツ三館」の大きな額が目に入りますね。館内は端午の節句にちなんだ人形や甲冑が飾られていました。

観月楼にある応接室でチェックイン。明治時代の洋館みたい・・・素敵。

こんな素敵なチェックインスペースは初めて。貴婦人になったみたいです。

季節に合わせ、桜の羊羹とお薄でのおもてなし。

館内散策-観月楼

お休み処 

四季折々の顔を持つ庭園を眺めながら やすらぎのBGMに心をゆだねてほっと一息、冷たいレモン水をご用意しております。

※都合によりリラクゼーションルームのご利用ができない場合がございますのでご了承ください

引用:八ツ三館公式HP

玄関やレセプションにほど近い場所にある「お休み処」温泉も近いので、こちらで湯上りマッサージチェアでくつろぐのがおすすめ。

地下水にフレッシュレモンを絞った果実水。グラスも素敵です。

この旅館の一番古い明治時代の建物、招月楼は6歳以下は宿泊不可。価値のある建物ですから納得です。ただ、このお休み処の廊下側には絵本やちょっとしたおもちゃがあり、ソファに座って子どもと過ごすこともできるようです。

緞子と端午の節句の飾り。

部屋の右サイドにはフットマッサージャーもありました。

このマットージチェアがおすすめ。

窓越しに見えるのは本光寺。先によっては本光寺の桜が見えるので、マッサージチェアでくつろぎながら時間を忘れて桜を堪能することもできますよ。

館内案内図。私が宿泊した紫で塗られた光月楼は、「精華の間」のページでご紹介しますね。

くつろぎスペース「花の間」

樹齢300年を超える大きな栃の木の火鉢には炭火が燃え、その昔それぞれの部屋として活躍した大きな火鉢は インテリアとして今日でも大切な役目を持ち続けております。

喫煙スペースとなっております

引用:八ツ三館公式HP

ミニライブラリー「花の間」

薪ストーブのある「花の間」には 昭和初期の水屋棚におさめられた数々の書籍があります。お好みの本を見つけ 時間を忘れて読書にふけるのもよし。

コーヒーやハーブティーもご用意しておりますので お気軽にお申し付けください。

引用:八ツ三館公式HP

昭和初期の水屋棚。まさにアンティークですが、古さを感じさせない逸品。

薪ストーブも好きですけど、この火鉢がめちゃくちゃ可愛くないですか? 畳に敷かれた絨毯、御座布団、ここで喫茶ができるそうですが、調度品を一つずつ見ているだけでも時間を忘れてしまいそう。

お土産処「ギャラリー蔵」

せせらぎの湯へ続く廊下左手にございます。名前の通り「蔵」の中ですので時代を感じさせてくれます。私達が選んだおすすめををご用意しております。

引用:八ツ三館公式HP

蔵の中に小部屋があって、そこをめぐって気に入った和雑貨を探す・・・といった楽しみ方ができそうなお土産処。

館内で使われている茶器類やお食事で供される八ツ三館オリジナルの食品なども購入できます。

ネットショップもありました。こちらから

館内散策-招月楼

明治38年に再建された飛騨の商家造り。江戸の香りも漂わせる客室は全て各々異なったつくりです。国登録有形文化財に登録されております。 明治時代には信州の岡谷を中心に興った製糸工場の検番宿として多くの女工たち、出迎えの家族たちで賑わいを見せました、名作「あゝ野麦峠」にも紹介されています

引用:八ツ三館公式HP

廊下に飾られていた古い金庫と貴人と武士のお人形。どれも品がいいですよね。

応接室(野麦)。「あゝ野麦峠」ゆかりの品が展示されています。

応接室奥にあった、八ツ三館のジオラマ。下部には映画のシーンが。ヒロインは大竹しのぶさんだったんですね。


招月楼の玄関。こちら側にも道路に出られる門がありました。「八ツ三旅館」と看板には書かれていますね。まるで映画のセットのよう、と思ってしまうほどの重厚な歴史を感じさせる建物です。

玄関を入ると正面に恵比寿様、大黒様。ここは商家造りで、縁起がいいものが飾られているのでしょう。囲炉裏から目を転じると・・・

「うわぁー・・・」と思わず声が出てしまいました。この空間にずっと浸りたい。

Made in USAの壁掛け時計。飾り物かと思ったら、きちんと時を刻んでいました。この素敵な旅館が、ずっと時を超えて受け継がれていきますように。

明日は、八ツ三館宿泊記|風呂です。

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