JR九州の誇る特急「指宿のたまて箱」は、鹿児島中央駅と指宿を55分でつなぎ(HPを読んでみると電車によって所要時間が変わるようですね、約1時間)、上り下り各1日3本、計6本の運行しかありません。そのため週末の予約は争奪戦。
今回は連休じゃない日曜日だから平気かな、と思っていましたが、当日指宿駅では「本日の指宿のたまて箱は満席」の看板が。予約しておいてよかった!
今日は1月+1週間前に動くべき予約方法と実際に「乗ってみた」をご紹介しますね。
11月29日(日)
時間 | 場所 | 備考 |
7:00 | 霧島ホテル朝食 | アゼリア |
8:23 | 硫黄谷バス停 | エアポートバス |
9:02 | 鹿児島空港着 | |
9:40 | 鹿児島空港発 | 鹿児島空港→指宿高速バス |
11:20 | 指宿いわさきホテル下車 | |
12:00 | 砂むし会館砂楽 | |
14:00 | 青葉 温たまらん丼 | 指宿駅前 |
15:05 | 指宿駅発 | 指宿のたまて箱6号 |
16:00 | 鹿児島中央駅着 | |
16:20 | 鹿児島中央駅発 | |
16:55 | Shiroyama Hotel Kagoshima | スタンダードダブル |
19:30 | 【ディナー】シェフお勧め フランス料理 ル シエル「Gourmandeise」 |
指宿のたまて箱、予約方法
指宿のたまて箱を予約するにあたり、最安値を追求したい場合、1か月+1週間では足りません。まず、指定のクレジットカードを作る必要があります。そのため遅くとも2か月前に動く必要があります。
これは、通常片道下記料金(2180円)のところ、JR九州指定のクレジットカード(JQカード) を利用すると1860円となるから。
ご利用区間 | 乗車券 | 特急券 | 合計 |
---|---|---|---|
鹿児島中央~指宿 | 1,020円(510円) | 1,160円(580円) | 2,180円(1,090円) |
JQカード決済のみの「eきっぷ」は、この指宿-鹿児島中央だけでなく、九州全体で大幅値引きとなるサービスのようなので、九州を旅することが多い方は持っていてもいいと思います!私も実際作ろうと思っていたのですが、カード入会特典が狙っていたものがなくなってしまったため今回は見送り。定価で購入しました。
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指宿のたまて箱に乗ろうと思ったのは、春先に出雲で乗った一畑電車で宍道湖大接近がとてもよかったから。窓側を向いた座席で海や湖が迫ってくるとテンションが上がりますよね! また、通常の座席よりも凝った造りで、列車内を見て回るだけでも楽しそう。1号車と2号車の2両の小さな列車ですが、せっかくなのでカウンター席で、フルビジョンで窓からの景色を楽しみたい!
JR九州のサイトでは、飛行機の座席予約レベルで詳細な情報が掲載されています。
これをじっくり眺めると、子供連れならここ、カップルならここ・・・と自分が選びたい座席が自ずと見えてくると思います。まずはこのサイトをじっくり熟読してください。
ちなみに、車内限定販売のお土産、私の乗車した15時5分の列車では「いぶたまプリン」も「カメロンパン」も乗車した時点で完売。周囲の方は「早く買わなきゃ!」「え?完売なの?」なんて声もちらほら聞こえてきたので、どうしても欲しい方は早めの時間に乗車したほうがいいかもしれません。
予約は下記予約サイトより1月前から購入できます。事前に会員登録が必要なので、実際の予約開始日よりも早めに準備しておきましょう。また、新幹線などと同じで、「事前受付」が1か月よりも数日早めに開始されますので、こちらを利用して確実な予約を狙いましょう!
ちなみに、私はちょうど1か月前に案内された座席がカウンターできなかったので、即確認したところ、サイトで1席だけ空席があるのを確認できたので、再度座席指定で予約変更をしました。この予約変更は一旦再度クレジットカード情報を入れるので、二重払いにならないかハラハラしたのですが、無事最初の決済分が返金されましたので良かったです笑。変更方法などは随時変更されますので、HPでご確認の上操作されてくださいね。
チケットを予約するとメールで案内がありますが、webチケットでは乗車できないんです。必ず駅の有人窓口に行き、予約時に使ったクレジットカードを提示の上、紙チケットに引きかえてくださいね。
指宿のたまて箱に乗ってみた
黒と白の車体はたまて箱を現しているらしいです。鉄道好きの方がめちゃくちゃテンション上がりまくりで激写していました。玉手箱をイメージして、煙に見立てたミストが発射されるようですよ。芸が細かいですね。
2号車客車内。列車が14時55分頃到着したのを待ちかまえて乗車しました。私の座席は一番手前のカウンター、11Aです。この座席は戸袋の関係で他の座席よりも窓が小さいため、人気がなかったみたいです。
カップルだったら2列席もいいかもしれません。ゆったりした座席間隔です。
客車のサービスカウンター横にあった浦島太郎のものがたり。社内販売は頻繁に回ってきますが、それ以外に記念パネルを貸し出してくださり、記念写真を撮影して下さるサービスも。
同じく連結部分付近にはこの時は使用されていない運転席(ですよね?)
あっという間に席が埋まってきました。カップル一番のおすすめが、このソファー席。棚に囲まれていて、個室感が堪りません。
ベビーベッドや子供サイズの座席もありません。他座席と離れた場所で独立しているので、小さな子供づれ家族にやさしい、安心して乗車できますね。
これです、これが見たかった! 海と山、サイコーです。旅っていいなぁー。
何回か記事に登場している、指宿温泉サイダーがこれ。瓶のデザインがかわいい。手前の紙のチケット、懐かしいですよね。
実際には海ばかりでなく、田畑、住宅街も多く現れます。こういうのんびりした景色もいいですね。
あっという間に桜島が正面に見えてきて、鹿児島中央駅に到着です。楽しかった!
明日は鹿児島中央駅です。
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