関西旅行4日目、最終日です。ここまで目いっぱい詰め込んで観光していたので、気分的にはもうやりきった感笑。今日は一人観光なので、マイペース。京都はほぼ制覇しているので、あとはご褒美気分で、京都にきたら必ず訪れる、森嘉さんの湯豆腐を一番の目当てにして、当日スケジュールを組みました。森嘉さんは、大学時代からですから30年通い詰めているお豆腐の名店。嵯峨野豆腐として有名です。それと、市バス・京都バスの一日周遊券を使う前提で、一番遠い大覚寺まで足を延ばしました。
今日のスケジュール
京都駅→大覚寺(今ここ)→「おきな」で「森嘉」の湯豆腐ランチ→清凉寺→「鍵善良房」でくずきりと都路里で初売り→京都駅→東京駅
移動方法
2020年1月13日(月)
京都駅→大覚寺/市バス・京都バス一日周遊券600円
3日目のContents
1.大覚寺
2.「おきな」で「森嘉」の湯豆腐ランチ
3.清凉寺
4.「鍵善良房」でくずきりと京都のオススメのお土産
大覚寺へ
大覚寺へは、京都駅C6バス乗り場から、市バス28番系統の終点が大覚寺になります。1時間に2-3本あるので便利ですね。
時刻表はこちらから
一時間ほどもコトコト揺られていると到着するのですが、バスの車窓から街並みを眺めているのが楽しい。京都市街の喧騒を逃れ、嵐山、嵯峨野あたりになるとぐっと山が近づき、乗降する観光客も減っていきます。私が大覚寺に行くときはたいてい最後まで乗っているのは私だけ、か地元の方が数人・・・という独り占め感覚が味わえるお勧めスポットです。
大覚寺とは
弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。 正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺と称し、嵯峨御所とも呼ばれる。 平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立されたが、これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院である。 嵯峨院が大覚寺となったのは、皇孫である恒寂入道親王を開山として開創した貞観18年(876年)である。 弘法大師空海のすすめにより嵯峨天皇が浄書された般若心経が勅封(60年に1度の開封)として奉安され、般若心経写経の根本道場として知られる。 明治時代初頭まで、代々天皇もしくは皇統の方が門跡(住職)を務めた格式高い門跡寺院である。いけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)でもある。時代劇・各種ドラマのロケ地としても有名である。
引用:大覚寺公式HP
大覚寺がこれだけ人気の嵐山、嵯峨野エリアでゆったりと観光できる理由は、観光地が固まっている渡月橋からは少し距離があるから。前回大覚寺を訪れた時は、嵯峨野の寺社とのセットチケットを販売していたので、すごーく久しぶりに、祇王寺にも足を延ばしたんですが・・・地図を見てちょっと散歩気分♪で歩き出したら意外と遠かった・・・その分、周囲はのどかな田園風景でとても気持ちが良かったので、天気が良ければお勧めのお散歩コースです。
また、大覚寺は嵯峨御所と呼ばれるように、素晴らしい建物なのですが、それだけでなく大沢池という景勝地を抱えています。以前は大沢池は参拝料金はセットだったような気がしたのですが、今は別料金なんですね。境内は、京都市内ではなかなか見ることのできない伸びやかな、格式のある、贅を凝らした建物が点在していますので、ここだけを半日の目的地として予定を立ててもよいと思います。
参拝時間・料金・お休み
〇お堂エリア〇
【参拝時間】
9時〜17時(受付は16時30分まで)
【参拝料金】
大 人:500円
小中高:300円
【休み】
無休 ※寺内行事により内拝不可日有
〇大沢池エリア〇
【参拝時間】
9時〜17時(受付は16時30分まで)
【参拝料金】
大 人:300円
小中高:100円
【休み】
無休
写真で見る大覚寺
バス停を下りて、大門へ向かう道には左右に青々とした松並木が続きます。
大覚寺参拝口の納経所前には、とても素晴らしい「臥竜の松」があり、必見です。
大玄関(式台玄関)を内側から臨む。日本で最も古い門跡寺院にふさわしく、この大玄関は江戸時代に御所より移築されたもの。
大玄関内部には加納永徳筆による障壁画が。御輿とともに。
玄関わきの南天。
宸殿(重要文化財)と前庭。右近の橘、左近の梅があります。
徳川2代将軍秀忠の娘、東福門院和子が、女御御殿として使用していた、宸殿内部。江戸時代、後水尾天皇より下賜された寝殿造りの建物。
宸殿から石舞台越しの先に五大堂(本堂)を臨む。白い石と松の緑が凛とした清潔感があります。宸殿でぽけっと庭を眺めるのが好き。
大覚寺は御所から移築された建物が多いためか、こうしたちょっとした装飾が素晴らしいんですよ。
障壁画がとても良いコンディションで保存されています。
こちらは村雨の廊下の名をもつ回廊です。
宸殿と心経前殿を結ぶ回廊は、縦の柱を雨、直角に折れ曲がっている回廊を稲光(いなびかり)にたとえ「村雨の廊下」と呼ばれる。高貴な人が通られる際の防犯の意味で、天井は刀や槍を振り上げられないように低く造られている。床は鴬(うぐいす)張りとなっている。
引用:大覚寺公式HP
村雨の廊下から宸殿を振り返る。
心経前殿(御影堂)大正天皇ご即位に際し建てられた饗宴殿(きょうえんでん)を式後賜り移築したもの。
心経前殿(御影堂)から石舞台、その先に勅使門を臨む。ここでもまたぽけっとします笑。
本堂からぽけっと庭を180度見回しています笑。先ほど通ってきた御影燈、勅使門が見えますね。
五大堂(本堂)が御堂エリアの最終目的地。本堂の先からは大沢池の絶景が見られる・・・はずが、この日は水が抜かれていたのでしょうか?残念。
本堂は池に張り出すように観月台(濡れ縁)がおかれ、ここにお守り授与所があります。この建物では般若心経写経の根本道場というだけあり、常に写経ができるように準備されています。お時間に余裕があればぜひ。大沢池エリアへの共通参拝口もこの観月台のそばにあります。
重要文化財の正寝殿(通常非公開)から、堂明殿と御影堂を臨む。
堂明殿からの景色。中庭を挟んで正面に宸殿
正宸殿障壁画。狭屋という部屋に描かれた野兎図。このお部屋は野兎がたくさん描かれていて本当に可愛かったです♪
明日は美味しい話題、嵯峨野豆腐「森嘉」さんのお豆腐をミシュラン一つ星の「おきな」さんでいただきます。
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