アラフィフ旅マニア ブログ。神社仏閣、仏像、遺跡、御朱印、美術館と、ちょっと贅沢なリゾートをご紹介します。

仁徳天皇陵古墳と大仙公園でVRツアー

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百舌鳥古墳群の写真が多かったために2回に分けました。はや総本店でのランチを終え、本日のメインイベント、仁徳天皇陵古墳へ向かいます。至近距離ではあるんですが、途中大阪中央環状線を遊歩道で渡ります。実はここが隠れビューポイント。ちょっとだけでも視線が高くなるので、古墳の全体がすこーしだけ見渡せます。とはいえ、あまりにも巨大なので、外濠と一面の木々・・・にしか見えないんですけどね笑。

仁徳天皇陵古墳は圧巻で、とても丁寧に整備されていて、心が洗われるようです。ここは皇居ランニングならぬ古墳ランニングできそうなくらい、外濠に沿って道が整っていましたよ。拝所にはベテランのボランティアガイドさんがいらっしゃって、観光客を丁寧に案内していました。

仁徳天皇陵古墳HPはこちらから

仁徳天皇陵古墳と道路を挟んで、大仙公園が広がります。大仙公園にはひときわ目を引く平和塔と、堺市博物館があります。ここで、公共施設らしく、お手頃な料金でVR体験が楽しめますので、こちらもお勧めです。

大仙公園HPはこちらから

今日のスケジュール

京都駅→住吉大社→百舌鳥古墳群(今ここ)→四天王寺→お友達のおすすめ絶品ふぐ料理

移動方法

2020年1月11日(土)
はや総本店から徒歩で大仙公園まで移動!

2日目のContents

1.住吉大社本宮
2.住吉大社摂社、末社
3.百舌鳥古墳群 反正天皇陵とはや総本店
4.仁徳天皇陵古墳と大仙公園でVR
5.四天王寺
5.あべのハルカスから絶品ふぐ料理

4.仁徳天皇陵古墳と大仙公園でVR

仁徳天皇陵古墳について

エジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝陵と並ぶ世界3大墳墓の一つといわれ、上空から見ると円と四角を合体させた前方後円墳という日本独自の形で、5世紀中ごろに約20年をかけて築造されたと推定されています。日本最大の前方後円墳で北側の反正天皇陵古墳(田出井山古墳)、南側の履中天皇陵古墳(石津ヶ丘古墳)とともに百舌鳥耳原三陵と呼ばれ、現在はその中陵・仁徳天皇陵として宮内庁が管理しています。前方部を南に向けた墳丘は全長約486m、後円部径約249m、高さ約35.8m、前方部幅約307m、高さ約33.9mの規模で3段に築成されています。

出典: 堺観光コンベンション協会公式サイト
歩道橋から見た仁徳天皇陵古墳。近いっ!
歩道橋を降りると目に飛び込んでくる手作り感のある看板。古墳の「墳」が見切れている・・・
これ、親切ですよね。大きすぎて自分が前方後円墳のどこにいるかわからないので、古墳の周囲の赤線に、赤丸をつけて教えてくれているんですね。あっち周り、こっち周りの距離も書いてあって、心遣いが嬉しい笑。「正面」と書かれているところに拝所があります。
仁徳天皇陵古墳に沿って歩いていると、陪塚と呼ばれる古墳が10基以上点在しています。これはそのうちの一つ、丸保山古墳。
古墳ランニング、激しくお勧めです笑。ちょっとした公園のようになっていますね。
途中、仁徳天皇陵古墳の案内板がありました。
途中歌碑もありました。そういえばここの道、熊野街道なんですよね。
動亀山古墳です。ここまで来たらあと一歩。すぐに左折します。道路の向こうは大仙公園の敷地です。
おおお・・・・!と思わず声をあげてしまった風景。外濠と松の緑、冬の青空がどれも清冽です。
国旗がこんなに似合う風景はそうそうありません!
正面に回り、拝所に到着。黄色のベストを着ていらっしゃるのがボランティアガイドさんですね。
拝所。神社と同じように、敬虔な気持ちになりますね。なぜか世界平和を祈りたくなります。
さて、次は大仙公園に向かいます。まず目に入ってきたのが巨大な塔だったので、こちらに向かって歩いてみました。ここは、第2次世界大戦で亡くなった堺の多くの戦死者や、戦没者の方々の霊を慰め、いつまでも平和な世の中であってほしいという願いをこめて建てられた「平和の塔」です。勘違いで展望台かと思って寄ってきてしまいましたが、塔内に立ち入りはできません。
どら池テラス前にある、緑の鐘(親鳥)。大仙公園敷地内の平和塔裏にある鐘です。
どら池沿いに堺市博物館に向かいます。奥に見える建物が堺市博物館
堺市博物館前から、平和の塔を振り返った景色
堺市博物館入口。堺市博物館HPはこちらから 観覧料は大人200円。入ってすぐのテラスからどら池の景色をそるのがお勧めです。今回古墳メインで訪問しましたが、堺市って、鉄砲や茶道等日本史では必須で出てくる歴史ある街なんですよね。常設店だけでも十分楽しいですが・・・
せっかくなので、VRツアーに参加してみましょう!仁徳天皇陵内や上空から大阪を一望したりと、空間も時空も超えて(笑)楽しめますよ。博物館常設展観覧料込みで大人800円です。

VRツアーと管内で放映されていた映像、そして近辺の地図を見て何が良かったか--それは、古代の、まだ大阪湾とこの古墳群がもっと近かった時代。山を越えたヤマトの「生者の都」から、太陽の沈む「死者の都」(古市古墳群から百舌鳥古墳群)そして極楽浄土もしくはその沈む死者の都–さらにその海を渡ったその先の世界へ。またはその逆に、太陽を目指して大陸から渡ってきた人々が、巨大な古墳を見て、文明の高さを感じ・・・という、古代人の思考を実感できたことでしょうか。 やはり、こういう視点はいくら本で読んでも、頭で理解したと思っても、その土地に立ってみないとわからないものですよね。やっぱり旅って素晴らしい。

VR映像体験「仁徳天皇陵古墳VRツアー」詳細はこちらから

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