旅行好きの方だったら誰でも知っているであろう、指宿の「砂蒸し風呂」。生憎と温泉エリアは写真撮影が不可なので、肝心の入浴中の写真は砂楽さんの公式サイトのものをお借りしました。
浴衣を着て、砂浜に埋もれた人々・・・顔には小さな傘がかぶせられ・・・という写真をよく見かけますよね。この写真だけで「指宿!」と誰もが答えるであろう、日本を代表する温泉の情景です。
11月29日(日)
時間 | 場所 | 備考 |
7:00 | 霧島ホテル朝食 | アゼリア |
8:23 | 硫黄谷バス停 | エアポートバス |
9:02 | 鹿児島空港着 | |
9:40 | 鹿児島空港発 | 鹿児島空港→指宿高速バス |
11:20 | 指宿いわさきホテル下車 | |
12:00 | 砂むし会館砂楽 | |
14:00 | 青葉 温たまらん丼 | 指宿駅前 |
15:05 | 指宿駅発 | 指宿のたまて箱6号 |
16:00 | 鹿児島中央駅着 | |
16:20 | 鹿児島中央駅発 | |
16:55 | Shiroyama Hotel Kagoshima | |
19:30 | 【ディナー】シェフお勧め フランス料理 ル シエル「Gourmandeise」 |
指宿で宿泊?それとも日帰り温泉?
調べてみると、指宿の温泉旅館がすべて「砂蒸し温泉」ではないんですね。砂蒸し風呂に入れる温泉旅館は限られているようです。その中でも有名どころでは、「指宿白水館」さん。本当はここに一泊して温泉三昧・・・とも思ったのですが、鹿児島市内にぜひ泊まりたいホテルを発見してしまい、今回は日帰りで検索。結果、到着時間に影響を受けず、待たずに入れる「砂楽」さんに決定しました。きちんとした旅館ですと、お昼時は入浴不可のところが多かったんですよね。さらに言うとコロナの影響で、通常は日帰り入浴を受けている施設も「宿泊者限定」の張り紙が掲げられているところもありました。計画をされるときは出発直前に、直接施設に電話なりで確認するほうが安心ですね。(2020年11月現在)
いわさきホテルから10分ほどで「砂楽」へ到着
国道沿いに左右に旅館を眺めながら進むと、あっという間に「砂楽」さんに到着します。まずは浜辺を見ようと建物を左手に進むと、何やら階段に絵が描いているような・・・?
片や顔出しパネルは純和風。ここは日本とハワイが混ざっています。ちょっと悩んでしまうのですが、お湯のお風呂では当然マスクってつけられないですが、砂蒸し風呂の時は顔が出ているのでつけるべきか、息苦しそうなのでつけざるべきか・・・結局マスクはつけず、行きかえりはタオルで口を抑えて移動していました。
全天候砂蒸し場は意外と横に広く、よしずで作られた屋根が延々と続きます。
営業時間と料金
営業時間(公式サイトより転載)
受付/午前8時30分~午後8時30分(午後9時閉館)
※繁忙期は最終受付時間が早まる場合があります。
(土日・祝日を除いて正午~午後1時までは、清掃等のため受付休止となります。)
年中無休 ※ただし、7月・12月は温泉設備等の点検を行うため臨時休館があります。
料金
※砂むし入浴にはタオル(砂よけ用)が必要です。←私は足湯用に温泉タオルを常備しているので、タオルは購入しませんでした!
※砂むし記念タオルは200円で販売しております。
※バスタオル貸出 200円 ※浴衣込みの料金
砂むし入浴料(砂蒸し+温泉) | 温泉のみの入浴料 | |
---|---|---|
大人(中学生以上) | ※1,100円 | 620円 |
小人(小学生以下) | ※600円 | 310円 |
入浴方法
入浴の方法は、まず2階フロントで借りた浴衣をもって1階まで降り、イーブイと写真を撮ったら下着をすべてとり、浴衣に着替え、浴室内に書かれた指示に従って進むと出口でサンダルを渡されます。
サンダルをもって外に出ると、先ほどの顔出しパネルの横にある階段から波打ち際の全天候型砂蒸し場もしくは砂浜に作られた砂蒸し場で係員の方に指示された場所(穴)で横になります。頭の下にフェイスタオルを敷くと、くるっと頭にかけてくれて、砂かけOK! そのあとは匠の技であっという間に砂の中へ。早い!そしてうまい! 全然顔にかからず、山盛りに埋めていくのは職人技です。 途中で熱くないかの声掛けをしていただけるので、砂の深さによって熱さは調整できるようですよ。
砂蒸し温泉は、世界でも珍しい入浴方法で、。鹿児島大学医学部田中信行教授によると、
①寝て入るため血液が心臓に環流しやすい。
②砂の圧力で心臓から送り出される血液の量が増加する。
③55度前後の高温により血管拡張され、心機能を高め全身環流を促進する作用がある。
上記3つの効果で、お湯の入浴よりも血液がきれいになるそうですよ。
さて、実際に入浴した感想は・・・波打ち際に作られた施設の為、ぽっかりと浮かぶ白い雲、打ち寄せる波の音・・・いやー、リラックスできます。
身体にかかる砂は意外と重くて、そのためか自分の心臓の音がやけに大きく感じました。私は閉所恐怖症なので少し不安だったのですが、目の前が開けていること、周りに適当に人の気配がすることなどで、特に怖いと感じずに過ごすことができました。残念なことに10分入ってもあまり汗は書かなかったのですが、すれ違う方は大汗を書いていたので、これは体質によるものだと思われます。
顔も動かせないので、柱にかかった時計を見て、10-15分ほどたったら、手を少しずつ動かして、砂を崩して起き上がります。タオルで汗をふきふき元来た道を引き返し、本館に戻ったら砂をはたいて大浴場へ。こちらでのんびりとお湯につかってお仕舞です。
温泉に入ったらビールだよね!という方、安心してください。3階にはお食事処があり、黒豚ラーメンと生ビールがあなたをお待ちしてます。
波打ち際を歩いてみた
明日は、指宿名物、温たまらん丼をご紹介します。
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